HA008 朝顔 利休の茶室
¥120,000価格
展覧会後、7月21日以降の作品お渡しとなります。
花は青空
コットンキャンバス
アクリル絵の具
Painting size 45cm x 60cm
Framing size 54.5cm x 71.5cm
室内に花が置かれている。
部屋の中に、だんだんと青空が広がって行く。
そして初めて、「花は青空」なんだと気づく。
茶室に置かれた花を描こうと思った。
すると茶室は、国宝に指定されている利休の茶室「待庵」で、
花は、一輪の朝顔と、すぐさま浮かんだ。
利休の屋敷に朝顔が見事に咲き誇っていると言う噂を聞きつけた秀吉が、その朝顔を見る為に利休の茶会に出向くと、庭には、一輪の朝顔も無く、憮然とした表情で茶室に入ると、「たった一輪の朝顔」が生けられていて、そのはかない命の美しさに感銘を受けたと言う逸話が残っている。
その利休の茶室は、わずか二畳の広さ。
今までの豪華な茶の湯を否定し、無駄を削ぎ落した「わび茶」の空間を利休は完成させたとある。
利休は、優れた演出家、プロデューサーだったと思う。
その利休が作った「わび茶」の空間。
それをカラーに変換して描いてみようと言う無謀な想いが湧いて来たのだった。
先ずは、茶室の間取り、構造を、しっかり頭の中に入れこんで絵を描き始めた。
実物の大きさを、完全に無視した。
そうして完成したのが、この絵の空間だ。



