ST045 金沢中村記念美術館
¥50,000価格
Small Treasure
Painting size 16cm x 23cm
Framing size 30cm x 36cm
兼六園近く、21世紀美術館前の道路を渡り、細い道を入って行くと、この「金沢市立中村記念美術館」がある。
金沢酒造の当主で、茶人でもあった故・中村栄俊氏が収集した茶道具や金沢の伝統工芸品などを展示している。
この隠れ家の様な静けさを漂わせる雰囲気に誘われて、僕は何度も来館した。館内も、とても落ち着いていて、一階のソファーに身を委ねると、そのまま眠ってしまいそうになる。
ガラス窓の向こうに広がる日本庭園を眺めながら、和菓子付きの抹茶も楽しめる。
信長が生きていた時代に作られた織部焼の皿を見た時に、思わず唸ってしまった。そのくすみがかった緑のラインの奥深さと大胆さ。現代で考えられているモダンを超えていると言うか、相手にしない独自性を何百年前に生み出しているのである。
この絵は、セヌリエのオイルパステルだけで描いた。
静けさの中に、めらめらと立ち上る何かを感じさせる絵になった。



