ST078 白百合
¥50,000価格
Small Treasure
Painting size 16cm x 23cm
Framing size 26.5cm x 35cm
花の美しさを絵で表現するには、様々な方法があると思うが、一般的には、ラインの美しさが必須条件だと考えられている。
この白百合のラインは、無骨だ。
でも美しさとは、何だろうか?
それは、形だけのものでは無いと思う。目に見えない何かが、観る人の心に作用して広がるものとも考えられないだろうか。
「目に見えない何か」とは、絵を実際に観て、頭の中で想像させるものだと思う。それが、心に伝わり、美しいと感じる。
絵は、人生の様に捉えきれない複雑な要素で成り立っている。ゴッホや、セザンヌ、マチス達が、何かに取りつかれたように、絵を描き続けた理由が此処にある。
さて、この白百合の絵に戻ると、無骨なラインに、その無骨さを帳消しにするかの様に、オイルパステルが擦り付けられている。
背後の赤は、燃える炎の様だ。だが、その赤は、少し沈んでいる。赤の背後に黒に近いダークブルーが塗られているからだ。
さて、これで想像に十分な要素が整った。



